だるま八起き再起へまっしぐら
| 更新日: 2008年12月18日
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(信州自治研11月号寄稿)
「天が人や国(村)に重大な任務を与えようとする時には必ず、へとへとになるまで苦労させるものだ。これは発奮させ忍耐させて、今まで出来なかったことが、出来るようにするためである。」 この孟子の言葉をかみしめながら王滝村は行政サービスの基盤となる村財政を一日でも早く健全化すべく奮闘中です。 一般財源の多くを公営企業を含む債務償還に充てざるを得ない状況のため、06年度より徹底した歳出削減を敢行してきました。 117項目に及ぶ補助金・助成金の減額あるいは廃止、公共施設の休止、そして、職員についても、職員数の大幅な削減や給与削減、さらには村議会においても、議員定数の減員や報酬削減、など、まさに聖域なき改革に取り組んでいます。 とくに、職員給与の総支給額の06年25%、07年20%、08年16,3%カットは職員にとっては、身を削り、血のにじむ、痛みを伴っています。 お陰様でこの三月、想定を上回る財政調整基金残高を確保、現有基金と借り換え債により繰り上げ償還を実施致しました。 結果的に08年単年度の実質公債費比率が低下し、09年度制度適用時点での同比率は35%を下回り『財政再生団体確実』を回避する可能性が出てきました。 しかし、義務的経費のみの財政運営を長期間続けざるを得ないことは本来取り組まなければならない課題をその間、先送りしているとも言えます。 この4月、住民基本台帳人口が1,000人を切ってしまいました。人口推計よりも半年ほど早いペースです。 「財政健全化法」はいわゆる夕張問題を契機に「財政再建法」に代わるもので財政悪化防止には効果が大きいと考えています。しかし、財政指標悪化を抑えるため、地方債を伴う投資的経費の抑制や、職員数の厳密な定員管理などが課せられることとなり、当村のような小規模自治体にとって、「財政健全化法」は今後の行財政運営の幅を小さくする「檻」とも感じます。 いずれにしても、40年余に及ぶスキー場に特化した地域振興策が変調を来した当村の代償はあまりにも大きいものがあります。 《標高3,067メートル、霊峰御嶽山の南麓に広がる王滝村は深い森と高原、幾筋もの清流に恵まれた「山のまほろば」水と緑のふるさと》 本来、この地に授かっているものを今一度見据え、『憂患に生きて安楽に死す』・・いろいろな苦しみや悩みがあるときは進歩発展をするが、安楽をむさぼるときは亡びる・・この言葉を強く胸に刻み、可能性を最大限に引き出した、輝く王滝が再び実現することを念じる日々であります。 |
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