このページの本文へ

王滝検定解答結果 第2問

正解です。

解説

明治37年に開戦した日露戦争。ロシアは当時、世界最強と謳われたバルチック艦隊を投入するべくウラジオストクへ補給に向かわせた。その情報をつかんだ日本軍はなんとか艦隊が補給をする前に叩こうと考えたがどのルートを通ってくるのかわからなかった。
  その時、日本にいた御嶽教の先達、鴨下清八は神のお告げとして『艦隊は対馬海峡を通る』と断言し、軍部に進言した。それを聞いた坪内陸軍中将は御嶽教の理解者であり、これを東郷平八郎海軍大将に告げた。東郷平八郎はこれを信じ、対馬海峡で艦隊を待ち伏せしたところ、お告げ通り艦隊が侵入しこれを撃破することができた。その時のお礼として御嶽神社に奉納したのが自筆の書であり、神社では、大変貴重な品であるとして鳥居に飾ったとされています

御嶽神社鳥居

東郷平八郎がバルチック艦隊を撃破した日本海海戦は『黄色人種が初めて白色人種に勝利した』と大々的に報じられ、ホレーショ・ネルソン、ジョン・ポール・ジョーンズと並んで世界3大提督と称えられ、『東洋のネルソン』とも呼ばれました。

ちなみに、東郷平八郎がイギリス留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、艦内食として作ろうとしたがワインとデミグラスソースが手に入らず、仕方なく醤油と砂糖で作ってできたものが『肉じゃが』の始まりだそうです。(雑学)

御嶽神社鳥居

 

この記事へのお問い合わせ先

王滝村役場 企画・観光推進室 企画係

長野県木曽郡王滝村3623番地 王滝村役場
TEL:0264-48-2001

アンケート

このページは役に立ちましたか?

このページについての要望等を入力して送信ボタンを押してください。